とても面白い本に出会いましたので、紹介させていただきます。
その名も「2度のガンから私を救ったいのちのスクワット」です。著者の石井氏は2度のガンを経験したのですが、奇跡的に回復しました。それは、鍛えてきた筋肉のおかげだそうです。
これを読んだ時、ちょっと待てよ。わたし運動の経験ほぼゼロ…旦那は片麻痺で筋トレなんてムリ…と思ったのですが、そんな人でも簡単にできる筋トレ方法を教えてくれる、素晴らしい本でした!!ぜひ、皆さんにもお伝えできたらと思い、まとめてみましたので、参考にしてみてください。
筋肉は命を助ける大きな力となる
著者の石井氏は「生きていられて回復したのはこれまで鍛えてきた筋肉のおかげ」と語っています。
筋肉を維持する事が命を助ける大きな力となるそうです。そして、現代の医療では手術前の筋トレと術後の筋トレの両方が回復速度を左右するとみなされるようになり、筋トレをする病院も増えているのだそう。
筋肉がしっかりついている人ほど、長生きしやすいと研究結果も出ているそうです。ですので、筋トレがとても重要なんですね!
筋トレが重要な理由
筋トレをする事で「マイオカイン」という物質が分泌されるそうです。マイオカインは老化防止や病気予防になるもの。筋トレをしている人が見た目が若々しいのは、このマイオカインが分泌されているからなのですね。
老化は足から始まる
下半身の筋肉の衰えは早くから始まるのだそう。30代から衰えてくるのが下半身なんだとか。早いですよね。
そして、サルコペニアといって、筋肉量が減少することで身体機能が低下してしまい、フレイルなどになる可能性もあるそうです。
そのためにも、下半身を鍛える事が大切です!!わたしは散歩が良いのだとずっと思っていましたが、散歩だけでは筋トレにはならないのだそうです。筋トレがマイオカインを分泌するため、筋トレが重要!!
そこで著者がおすすめしているのが、スクワットです。
筋トレの王様スクワット
スクワットは筋トレの王様と言われているほど、同時にいろいろな筋肉を鍛える事ができるので、おすすめだそうです。ただ、強度の筋トレは血圧を急上昇させてしまうので危険!!
そこで、推奨されているのが「スロースクワット」です。ゆっくり動くことで、関節を痛めたり血圧の急上昇を引き起こすリスクが低いためです。そして、ゆっくり筋肉に力を入れる事で、筋肉は血流が制限されて酸素不足になり、キツいトレーニングと同じ状態になれるのだそう。
スロースクワットなら、安全で少ない回数で、多くの筋肉が同時に鍛えられる!!とても素晴らしい筋トレなんです。
スロースクワットのやり方
- ゆっくり滑らかに動き続ける
- 「効いてる〜」という感覚を味わって
- 呼吸を止めず、動作に合わせて行う
■やり方
- 肩幅に足を開き、手を股関節に当てる
- 4秒かけて、息を吸いながら腰を降ろす
- 4秒かけて、息を吐きながら腰を上げる
これを、一日5〜8回行うと良いとのこと
これが難しい方には、もっと簡単なやり方があります。旦那のような片麻痺の人におすすめです。
難しい方は、椅子に座った状態で、膝に手をついてゆっくりやってみると良いそうです。椅子から立ち上がる時に、3回ほど繰り返すようにするだけでも効果があるのだそう。
自分にあったやり方で、続けて行くことに意味があるそうです。筋肉が無いと言われ続けてきたのですが、筋肉がこんなに大事だとは知りませんでした。スロースクワットで無理せず筋トレして、長生きします!!
やり方については、もっと詳しく知りたい方は、本書を読む事をおすすめします!面白いので、読んでみてくださいね😊
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