【片麻痺】障害になった旦那を介護していて1番辛かった事は??

【PR】この記事にはプロモーションが含まれます
【PR】この記事にはプロモーションが含まれます
介護に関する事

こんにちは、脳出血で左半身麻痺となった旦那を在宅介護している主婦です。脳出血当時の様子はコチラ↓↓

旦那が脳出血になったのは、2020年1月でした。それから約半年間、入院して2020年7月末から自宅で過ごすようになりました。

今回は、在宅介護をしていて、1番辛いと感じたことを書きたいと思います。これから介護する方が同じ立場に立ったときに役に立てたら良いなぁと思って書きました。ぜひ参考にしてみてください。

待ちに待った退院

旦那は退院を心待ちにしていました。よほど病院で辛い思いをしたのでしょうね。とにかく退院の日は早く来てと言われていました。

わたしも、退院は心待ちにしていました。離れているよりも側にいた方が安心できますし、介護もなんとかなるだろうと思っていました。(楽観的なんです (笑))

どちらかと言うと、ワクワク感の方が勝っていました。

退院直後の様子

退院後は、気が張っていたし、ケアマネさん達との会議などがあり、慌ただしくて辛いと感じる余裕もありませんでした。

ケアマネさんから、ビッシリスケジュールを組まれていたこともあり、それをこなすのに、わしも旦那も一生懸命でした。

慣れてきてからが、本当の戦い

えらい怖い見出しになってしまいましたが、怖がらずに読んでください。

在宅の生活にも慣れてきて、少しずつですが、リハビリも進んできて、心に余裕が出始めた頃、旦那が今までの仕事を少しずつやりたいと言い出しました。

わたしも仕事の事は旦那にしかわからないため、なんの気無しにパソコンを渡しました。そして、パソコンを立ち上げて数秒で異変に気づきました。

パソコンのパスワードがわからないのです。あれほど毎日使っていたパソコンが、たった半年で使えなくなったのです。

高次脳機能障害という名の邪魔者

そうです。旦那は高次脳機能障害の影響で、記憶力の低下に悩まされることになったのです。パスワードがわからない。をはじめ、様々な事が出来なくなっていました。

病気以前は当たり前だったのに出来ない、わからない。麻痺で左側が動かないだけてもたくさんなのに頭まで悪くなるなんて…

そうやって、旦那は日に日に落ち込むようになりました。鬱っぽい感じになり、本当に別人の様に変わり果ててしまったのです。

障害になった旦那を介護していて1番辛かった事

1番辛かった事は、病気前には出来ていた事が出来なくなった旦那を受け入れていく事でした。

これ、本当に精神的にキツかったです。

身体が動かないのは、何となく入院中から理解出来ていたのですが、脳の問題が出てくるとは思わなかったので、本当にショックでしたね。

パスワードは、何度伝えても覚えておらず、毎回パスワード変更していて、何度も喧嘩になりました。今日や明日の予定を伝えても忘れていたり、同じものを何個も購入していたりして、次第に怖くなった事を覚えています。

このまま、認知症になってしまうのかな?もう、今までのようになれないのかな?と毎日泣いていました。

安心してください。時間が解決してくれます。

さっきまで、不安になるような事を書かせていただきましたが、最初の1年くらいの話です。また、何もわからなかった頃の話です。

この問題は徐々にですが、ゆっくりと解決されていきました。すっかり良くなるという訳ではなく、高次脳機能障害に対応する能力が身につくといった感じです。

例えば、パスワードを忘れてしまった旦那は、パスワードを管理してくれるアプリを見つけて、全て管理してもらうようになりました。おかげでパスワードが毎回変わってる!!という事で喧嘩しなくなりました。

今日の予定は、ホワイトボードに書くことで解決できています。

出来ない部分ばかりフォーカスして、悲しんでいた初期の頃でしたが、それが高次脳機能障害だと受け入れて、新たな方法で解決していくと、不安も悩みもかなり軽減出来ました。

出来なくたって良いじゃない

よく旦那はこう言っています。

「キザルちゃんのレベルに合わせるために、神様がわざと脳出血にさせてくれんだよ。これで同じくらいの能力になったね。」

う〜ん、確かに (笑)

やれていた事が出来なくなるって、本当に辛い事だと思います。歩けない、片手が使えない。そして、頭もシャキッとしない。そんな状態に陥った時、悲しくない訳がないですよね。

でも、そうなったんだな〜と一旦受け入れてみて、そこから出来なくたっていっか〜と、心から思うと、急に心が軽くなって、逆にやる気が出てきます。

わたしも、出来ない旦那を見ていて、悲しくなる事がなくなりました。こうやって生きてて目の前に居てくれることが幸せだと感じています。

終わりに

脳出血はとても大変な病気です。後遺症が大変です。なので、病気にならないように、普段から気をつけていただきたいと思います。

もし、脳梗塞や脳出血になってしまった場合、「どうしてこんなことに〜」と泣いても良いです。でも、少しずつ必ず良くなっていきますので、どうか、悲しむのを辞めて、リハビリなどに向き合って欲しいと思います。

これからも、頑張って行きましょうね。最後までお読みいただきありがとうございました。ブログ村参加していますので、良ければ脳卒中ボタンを押していただけると嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました