【介護】病気がもたらした不運。と思うか、幸運と思うか。選択は自由だと気付かされた出来事。

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リハビリに関する事

こんにちは、脳出血で左半身麻痺になった旦那を在宅介護している主婦です。

旦那の運転免許をとるために、入院していた回復期病院の運転シミュレータで試験を受けて来ました。

運転免許は更新なるか?

今年の春に旦那様の運転免許の更新があり、免許センターで試験を受けました。その時は、問題なく更新できたのですが、医師の診断書が必要なため、再度試験を受けることになりました。

認知試験は、問題なくクリアし、計算や記憶力など、とても良い結果になり、安心していました。

ところが、運転シミュレータは、まさかの不合格。

正確性は素晴らしいとの事で、A判定でしたが、アクセルとブレーキの反応スピードが、遅いとの事でした。

その反射速度が減点となり、運転免許の更新は難しいと言われました。

それってショックです。

運転が出来ないのは、特に問題ありません。わたしが運転すれば良いので。

ですが、合格出来ないのは残念です。半年前よりも成績は上がっているのですが、合格ラインには達しませんでした。

出血した箇所が、ちょうど反射や反応に関係する所らしく、これ以上やっても、結果は良くならない。と判断されたようです。

正直言って、反射以外は、A判定だから、良いんじゃない?と思うのですが…やはり、運転ですからね。細かく判定する必要があるのですね。

運転が出来ないなら…

わたし以上にショックを受けているのは、旦那だと思うので、心配していたのですが、そんなにショックを受けていないようでした。

元々、前向きな人なので、大丈夫なのだろうか?と思っていたら

「運転出来ないなら、それ以外の移動手段を利用しよう」と言って、さっそく次の日、電車に乗る練習を始めました。

田舎なので、車でないと移動出来ないと思っていましたが、意外と電車が快適で驚きました。

座っていれば、目的地へ着くため、二人で「こっちの方が楽だね〜」と楽しんでいました

全てはどう捉えるか

わたしは、運転免許が更新出来ないから、残念だと受け取っていましたが、旦那はそれなら、違う移動手段を使えば良いと、考えていました。

今までは、電車はめんどくさい。と認識していましたが、改めて乗ると、快適な事にも気づきました。

今までは、車でしか移動していなかったのですが、これからは、電車や新幹線での移動を増やしてみたいと思うようになりました。

病気になって、免許が無くなった事により、電車の良さを知る事ができました。

病気を全て悪い方に受け取るのではなく、そのおかげで、今まで気づかなかった事に気づける。視野が広がりました。

終わりに

病気や障害を、悲しいものとしてしまいがちですが、実はそこにとても大切なものがあると思いました。

いろいろ大変な事もありますが、見方や捉え方で、喜びへと変える事ができると気づきました。

つい、「こんなはずじゃ無かった」などと思いたくなりますが、そう思っても、次の瞬間には喜びを探すようにしています。

そうすると、介護も楽しく感じてきます。もちろん、うまくいかない事が多いですが、捉え方を変えると、楽しくなる事を知れたのは、かなりの収穫です。

これからも、辛いと思う事があっても、その中の喜びを探していこうと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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