こんにちは、脳出血で左半身麻痺になった旦那を在宅で介護している主婦です。
良かったら読んでみてください↓↓
最近SNSをしてみてわかったのが、在宅介護をしている主婦の方が多いということです。わたしと同じ境遇の方がたくさんいて、とても心強いと思いました。
それと同時に、いろいろ大変な思いをしながら介護している人も多いと感じました。仕事としての介護と、在宅で家族を介護するのでは、全く違います。
24時間介護し続ける気持ちは、当事者ではないと気づけない事だと思います。そういった大変さや悩みをわかり合えるからこそ、伝えたいお話しがあります。
在宅介護している方に、読んでいただけると嬉しいです。
家族の介護をしてみて
わたしは、旦那が脳出血になって退院後から介護してきました。在宅介護して、2年半でやっと慣れて来ましたが、それまでは泣きっぱなしでした。
これからの事に不安になっては泣き、今まで出来ていたのに出来なくなった旦那を見ては泣き、今までの生活を振り返っては泣き、お金の心配をしては泣き…
書き出したらきりがありませんね。そのくらい毎日不安で泣きっぱなしだったのです。
そして、それに加えて常にイライラもしていました。いろんな事が出来なくなった旦那とのペースが合わなくて、いつも心の中で(そのくらい自分でやって)と冷たい事を考えてしまい、そんな冷たい自分が嫌になり、また泣いていました。
半身麻痺した旦那の介護は、想像以上に大変でした。
旦那の一言で、介護に対する気持ちが変わった
旦那は、わたしに絶対に気を使いません。悪い意味ではなく、わたしに気を使って自分のやりたい事を我慢してほしくないのです。
やりたいと思ったら、わたしが何かしていても、作業を止めて旦那のやりたい事をする!そうして行きたいと思っていました。ところが、実際には「ちょっと待って」と、旦那のやりたい事よりも、自分のやりたい事を優先させて、家事の方が大事!!と言わんばかりに、旦那に気を使わせていました。
そんなある日、旦那から衝撃的な事を言われたのです!!
「オレが倒れた時、生きていて嬉しくなかった??」
わたしは、ハッとさせられました。半身麻痺でも生きててくれて良かった!あの瞬間、そう思った事を思い出しました。
介護する時、どんな気持ちでやるのか
旦那が倒れて、生死をさまよった時、とにかく生きて欲しいと思った事。目を開けた瞬間に、本当に良かったと涙した事。きっと介護しているあなたにもあると思います。
特に、在宅介護は大変ですし、お金をもらってする訳でもないので、悲しくなったり、不満も溜まりやすいですよね。
でも、あの瞬間のことを思い出すと、不思議とイライラが消えて、もっとしっかりと介護したくなりませんか??
わたしは、疲れたり泣きたくなった時は、生きててくれて良かった。と思ったあの日の事を振り返っています。そうすると、イライラしていても、
「あの時わたしが面倒見るって決めたんだから、やらなきゃな〜」なんて思いが湧き上がり、イライラも落ち着きます。
在宅介護が大変で不安がある方へ
わたしは、今まで何でも旦那に頼ってきました。お金も人間関係も、家の事も…わたしは、何もした事のないただの主婦でした。子供もいないので、本当に将来も不安だらけです。
でも最近は、旦那が生きててくれたし、何とかやって来れてるし、これからもお互いに支え合って、二人で一人前として頑張ればいっか〜
と思うようになりました。そうやって楽しく過ごしているうちに、お互いの仲も以前よりも仲良しになり、リハビリにも力が入るようになりました。
いろいろ不安もありますが、介護の不満が無いだけでも、とても楽になります。ですので、介護に疲れた時やイライラした時などは、生きててくれて良かった~と思ったあの日の事を思い出してみてくださいね。
なんだか、不思議にパワーが出てくる感じです(笑)
終わりに
まだまだ在宅介護の初心者ですが、わたしなりにやってみて良かった事などを記事にしています。誰かのお役に立てれば幸いです。
いつもご覧いただきありがとうございます。また気づいた事がありましたら、書きたいと思います。
コメント
Thank you.
ありがとうございます